「も、いいかい」

昨夜3時頃、2階のドアの下端から
「フーーン、フーーン」
深く吸い込む呼吸音で目が覚めた。
聞き覚えがあるのですぐに
「アグリだ!」
とわかった。
仕切りの青の断熱ボードの
わずかな隙間から
禁断の2階に上がって来たのだ。
降りるときに前足に負担がかかるので
仕切りボードを置いて
上がっててはいけないことを
暗示していたのだった。
お腹をさすれとせがむアグリを無視し、
一歩一歩降ろした。
二コもアグリもあまちゃんです。
多分、僕も。
「○○のため」っていうのは
ウソっぽいことが多いのですが、
この場合の「アグリのため」は
当てはまらないと思っている。
でも、ちょっと鬼になった気分。

ヘクソカズラ
名前が気の毒です。