上高地ふたたび


上高地から見た穂高連峰は

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案内写真と同じように快晴だ。

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梓川の流れの音も心地良い。

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これだけの水量が淀みなく濁りなく流れる。
いつ見ても感激する風景です。

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2005年の9月

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当時コニーは8歳

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得難い思い出。

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12年ぶりの上高地でした。

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9時半のバスで新島々、電鉄で松本へ。
12時の特急で14時25分ころ立川に着く。

長々と穂高記に付き合ってくれ
ありがとうございました。



12年前に
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ニコとアグリを連れて行ってみた。



岳沢

21日の朝、風もぴたっとおさまり
朝日の当たる山肌に魅了される。

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小屋から見たジャンダルム

当日の行程は上高地まで
コースタイムで2時間程度のくだりだけ。
ゆっくり7時頃に岳沢小屋をでる。

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天狗の頭

切り絵と影絵の西穂高
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西穂高独標から奥穂高までの
ごつごつした岩だらけの山々が
青い紙の上の切り絵のようだ。
実体のある稜線に見えるけれど、暗いのは影。
僕の後側にある明神岳のものと思われる。
影が青空に突き出ているのは
実際の岩を影が覆っているもの。
影の輪郭がはっきりして
拡大すると稜線の木の姿まで
写っているのがわかる。
なので、実物の稜線と錯覚してしまう。
もやのない朝、西穂高は墨では描けない
切り絵と影絵の世界になっていた。



「おお凄いぞ」と声がでる。

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1時間強で湿原地帯にでる。

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登山道はここで終え上高地の散策道にでる。
まだ8時半だ。


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サラシナショウマ


〜上高地ふたたび、につづく〜




吊り尾根から岳沢小屋へ

奥穂高から前穂を経て岳沢小屋に向かいます。

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奥穂を超えて吊り尾根を下るのですが、
下からの上昇気流が凄い。

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乳房雲といわれる下向き円錘型の
雲の突起が西穂高の山々に向かっている。
上下の気流の強いときに現れるそうだ。

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この雲が前穂に向かって流れている。
僕がこうした光景を見るのは初めてでした。
映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の
儀式の場面で精霊が出てくるシーンを
連想させるような雲でした。(大袈裟ですが)


吊り尾根をやや登りかけた所が
紀美子平といわれる所。
ここにバックパックを降ろし、
水とカメラと貴重品だけを持って前穂高に登ります。
直登気味に約30分で前穂に着く。

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曇り気味ですが
奥から槍、北穂、明神、奥穂が見えます。

紀美子平に戻り
2時間下れば岳沢小屋に着きます。

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↑岳沢パノラマというところから沢を見る。
赤い屋根が本日の目的地の小屋になります。

下りの事故が多いと注意標識がある。
確かに疲れてくる。
こういう時に事故を起こるのかもしれない。
若い人達に抜かれるのを気にせず、
ゆっくり下り3時に山小屋に着いた。

〜つづく〜

奥穂高を超えて

20日の行程は涸沢小屋を出発して
奥穂高、前穂高、岳沢小屋までの
コースタイムにして8時間を予定している。
朝は朝食後夜明けと共に行動開始です。

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途中の穂高山荘まで約3時間の登り。
涸沢ヒュッテが小さく見える。

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絶好の登山日和となりました。
奥穂高岳が近づいてくる。

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高度を上げると岩のディティールが見えてくる。

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穂高山荘のテラスにて
バックは奥穂高ではなく手前のピーク、
まだ50分程度の登りが必要です。

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50年来の友人と登っています。
バックは常念岳方面。

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穂高山荘が下に見え、
明神岳、北穂高、遠くに槍ヶ岳が見えます。
この時間あたりから強風が吹きまくる。

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やっと出会えた紅葉。


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奥穂高岳山頂に着き
ジャンダルム、西穂高方面を望む。
強風のためレインウエアーを重ね着している。

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槍ヶ岳をバックに

〜つづく〜




swim 1600m




涸沢から

19日は好天に恵まれ涸沢から
首を上げてその場で身体を回し
3000m級の山々を仰ぎ見る。
土の平らな上高地より1000m標高を上げて
岩の斜面地でみる涸沢から
山を望む光景には驚きに近い。
山頂に祠をまつる気持ちがわかる。

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前穂高岳

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奥穂高岳

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涸沢岳

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北穂高岳

動画で一周します。

っな感じです。
前穂、奥穂、涸沢、北穂の順です。
涸沢を目的地にして登らずに
帰る人もたくさんいる。

それだけの価値は十分にあります。


山頂に目を奪われていたのですが、
足元に何かちょこちょこ動いているのを感じる。

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オコジョ
天然記念物にして絶滅危惧種だそうです。
岩の間を動き廻って首を出し
様子をうかがっていた。

見たのはほんの数秒の間でした。
厳しい自然に可愛い動物が暮らしている。
エールを送ります。




swim 1000m


横尾から涸沢へ

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横尾から梓川を渡り涸沢へ向かう。

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国内最大級の岩場
といわれる屏風岩を左に見て進む。

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本谷橋付近では涸沢方面と南岳方面の
沢の水が集まり水量も豊富で勢いがある。
顔を洗う小休止。
天気がいいと何をしても気持ちいい。

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しばらく進むと北穂高の北峰と南峰が現れる。

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まだ秋の紅葉シーズンにはなりませんが、
一部ナナカマドの黄葉が見られました。
紅葉シーズンの涸沢は人が多く、
宿泊するとなると1つのふとんに3人で
寝ることになると小屋で同室の人に聞いた。
泊まるのはちょっと遠慮したいですね。

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涸沢岳と涸沢小屋をバックに
上高地から標高差1000m、
コースタイム通り6時間で着く。
まだ、12時を回ったばかり。
小屋のテラスで、友人と
ビールを飲んでおでんを食べて
北穂高、涸沢岳、奥穂高、前穂高の
3000mを超える山々に囲まれて
言うことなしです。

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満天の星空まで期待していた。
ちょっとそれは贅沢過ぎる希望のようだった。

〜つづく〜



上高地から

18日の夜行バスで上高地、涸沢小屋1泊、岳沢小屋1泊
で奥穂高と前穂高を巡って来ました。
穂高には4度目だけれど、30年ぶり。

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いつもはニコが玄関まで来て
お見送りをしてくれるのに
リビングのベッドで横になったまま。
これは調子悪い証拠、ついさっきまでは
一緒に散歩に出かけてルンルンだったのになぁ。

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結局のところ、薄くなっている
後ろ髪を引かれながらの出発になった。
(ま、こうしてブログを更新出来るのは
ニコがふつうに戻ったからです。)

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翌朝、5時20分予定通り上高地着。
バックは焼岳。今日はいい天気だ。

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河童橋付近から、朝靄の上がる
奥穂高と前穂高間の吊り尾根と岳沢を見る。
今回のメインの山々です。
見える山の裏側に位置する涸沢から登り
手前側に岳沢を下りてくる一般的なルートです。
剣岳と穂高連山は北アルプスの北と南で
圧倒的に人気のある山です。
この夏、両方の山に登ることができました。

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河童橋手前から。
左から西穂高、赤松岳、間ノ岳
吊り橋の支柱の上あたりが天狗岩、天狗のコル
右がジャンダルム

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3000m級の山々が周りをぐるりと
囲み息をのむような迫力で迫る、
透明で水量の多い梓川とその支流
とケショウヤナギの風景、
上高地の雰囲気は特別です。

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明神岳
横尾から涸沢に向かいます。



8月10日午前

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気持ちのいい朝、
剣岳に別れを告げ帰路に着く。
来る時と帰る時は晴れていて
それだけでもありがたかった。

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硯ヶ池とバックに後立山連峰。
早く小屋を出て時間に余裕もあるので、

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途中、別山(標高2874m)に寄る。

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これまでの山小屋への輸送が滞っていたのか
ヘリコプターが大忙しで飛びまわっている。
立山道路沿いにヘリの物資補給基地が
あるのでそこからのピストン輸送のようだ。

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「血の池」といわれる場所。

「あんまり天気がいいと、
何を撮っているかわからなくなるじゃない」

女性どおしのお喋りが聞こえた。
よくわからないけれど、
スゴソーな会話をしているみたいだった。
↑何を撮っているのかわからない写真例

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室堂山への途中から地獄谷の煙をみる。

室堂のミクリガ池付近には
アジア系の外国人がかなり多くいた。

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そんな観光客に混じって「記念写真」。

今回の剣岳登山記はこれでおしまいにします。
おつきあい、ありがとうございました。




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クルマユリ


8月10日夜明け

やっと天気がよくなった日に帰る人間は
殆どいない。
山小屋に泊まっているほぼ全員が
まだ暗いうちから剣岳登山の支度をしている。
僕はその日に室堂まで降りるだけなので
遅く起きるつもりだったけれど、
うるさいやら眩しいやらで寝ていられない。
仕方ないので起きて動くことにする。

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向こうの剣山荘からライトを照らし
一服剣まで登っているのがわかる。

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月明かりが稜線をくっきりさせる。

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ご来光より月の方が明るい一瞬。
手前の白っぽい地面は月明かりによるもの。

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すぐに太陽に照らされた東の空が明るくなる。

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振り返れば岩と雪がわかる位になっている。
山の夜明けは劇的だ。

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3泊した小屋をあとにする。
剣岳はかっこいいねぇ!



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チングルマ




8月9日夕方

晴れていれば、山は夕方と朝方に
秒単位で表情を変える。

剣岳往復を終え、
雨に濡れたものを乾燥させるなどをする。

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夕方になる頃、剣岳が青空をバックに
姿をあらわしてくれた。

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「うわー」とか言っているうちにも

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どんどん風景は変わる。

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この光景だけで
とても満たされた気持ちになれた。

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さらにこんなに幸せそうな
カップルまで現れる。

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「おめでとうございます」
「お幸せに」

剣沢小屋前で。

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8月9日、
なかなか味わえないハッピーな感じを残して
夜の帳がおりていった。





プロフィール

Ken (こに父)

Author:Ken (こに父)
ニコ(Nico) ♀
2007年9月7日生まれ

アグリ(Aguri) ♀
2010年3月24日生まれ

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