8月10日午前

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気持ちのいい朝、
剣岳に別れを告げ帰路に着く。
来る時と帰る時は晴れていて
それだけでもありがたかった。

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硯ヶ池とバックに後立山連峰。
早く小屋を出て時間に余裕もあるので、

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途中、別山(標高2874m)に寄る。

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これまでの山小屋への輸送が滞っていたのか
ヘリコプターが大忙しで飛びまわっている。
立山道路沿いにヘリの物資補給基地が
あるのでそこからのピストン輸送のようだ。

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「血の池」といわれる場所。

「あんまり天気がいいと、
何を撮っているかわからなくなるじゃない」

女性どおしのお喋りが聞こえた。
よくわからないけれど、
スゴソーな会話をしているみたいだった。
↑何を撮っているのかわからない写真例

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室堂山への途中から地獄谷の煙をみる。

室堂のミクリガ池付近には
アジア系の外国人がかなり多くいた。

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そんな観光客に混じって「記念写真」。

今回の剣岳登山記はこれでおしまいにします。
おつきあい、ありがとうございました。




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クルマユリ


8月10日夜明け

やっと天気がよくなった日に帰る人間は
殆どいない。
山小屋に泊まっているほぼ全員が
まだ暗いうちから剣岳登山の支度をしている。
僕はその日に室堂まで降りるだけなので
遅く起きるつもりだったけれど、
うるさいやら眩しいやらで寝ていられない。
仕方ないので起きて動くことにする。

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向こうの剣山荘からライトを照らし
一服剣まで登っているのがわかる。

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月明かりが稜線をくっきりさせる。

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ご来光より月の方が明るい一瞬。
手前の白っぽい地面は月明かりによるもの。

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すぐに太陽に照らされた東の空が明るくなる。

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振り返れば岩と雪がわかる位になっている。
山の夜明けは劇的だ。

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3泊した小屋をあとにする。
剣岳はかっこいいねぇ!



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チングルマ




8月9日夕方

晴れていれば、山は夕方と朝方に
秒単位で表情を変える。

剣岳往復を終え、
雨に濡れたものを乾燥させるなどをする。

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夕方になる頃、剣岳が青空をバックに
姿をあらわしてくれた。

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「うわー」とか言っているうちにも

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どんどん風景は変わる。

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この光景だけで
とても満たされた気持ちになれた。

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さらにこんなに幸せそうな
カップルまで現れる。

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「おめでとうございます」
「お幸せに」

剣沢小屋前で。

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8月9日、
なかなか味わえないハッピーな感じを残して
夜の帳がおりていった。





停滞、剣岳登山

8月8日朝、台風5号が能登半島付近から
富山湾にかけて「ゆっくり」移動中。

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こんな大荒れの天気では
小屋でじっとしているしかない。
雑誌を読んだり、コーヒー飲んだり、
小屋のご主人や登山客の方と話ができて
いろいろ見聞を広げることができた。

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人も超少なく、1人1部屋。
静かにゆったり寝ることも出来る。
後から思えばいい1日だったかもしれない。

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9日未明、台風の長い尻尾の雨雲が残る。
雨は激しくはないけれど、それなりに降っている。
2人が剣岳にむかい、1人が途中で帰って来た。
迷いはあったけれど、遅い時間の方が
天気の回復が望め、まあ、「一服剣」まで
行って様子をみてみようと7時半に剣岳に向かった。

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「一服剣」がわからないまま、前剣まできていた。
風は余りなく、雨は変わらない。

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「カニのたてばい」を過ぎる。
最盛期はここらで
1時間半待ちといわれる混み方らしい。
この間、人に会ったのは1人だけ。

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ペンキの印に注意しながら歩くと山頂だ。
誰もいない。

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剣沢小屋に電話して下山する。

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一瞬だけ青空と雲海が見える。

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どこに足を置くか、鎖と身体に間から
目で確認しながら慎重に降りる。

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事故が多いのは鎖場よりも
下山時の浮石などの踏み外し、
つまずいての転落が多いのだそうです。
慎重に下山する。
下山途中に会った人も1人だった。
彼は
雨具も着けずに、半袖半ズボン姿で
わずかな荷物でトレイルラン、
走って降りてました。





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ヤマハハコ



swim 1500m


室堂から剣沢へ

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室堂から剣沢へはコースタイムで3時間半。
よく整備されたミクリガ池周辺と雷鳥沢を
抜け、雷鳥坂を登れば剣御前小屋に着く。

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色とりどりのテントは雷鳥沢のテント場
そこを通り抜ければ

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増水時には簡易な木橋を
通れなくなることもある。
帰りは大丈夫? 
一瞬、頭をよぎる。



海外の山にも詳しい人に聞くと
「岩と雪渓」の風景はあっても
「岩と雪渓と緑」の風景はあまりなく
北アルプスのこの雰囲気はかなり貴重だそうです。

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剣御前小屋から下ってしばらくすると
正面の剣岳が圧倒的な存在感で迎えてくれる。
北アルプス、北の剣岳と南の穂高岳が
2トップという人もいる。
手前の赤い屋根が今回都合3泊した剣沢小屋。

剣沢のテント場近くには警察官も駐在している。
そこを通り抜けると、警察の方が追いかけてきて
「どうするのですか」
「はい、台風が過ぎるまで小屋にいます」
「わかりました」
そんなふうに気にとめてくれる人もいる。
ありがたいことです。

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積石の裏に山小屋がある。
自然の猛威から守るために
分厚い積石が必要なのだろう。

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結果的にこれから45時間くらい
ここで停滞することになった。

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ハクサンイチゲ




swim 1000m




超ゆったり夜行バスで室堂へ

今回は剣岳に行く。

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いつものように小屋泊まりなのですが、
サブザックとヘルメットがあるので
大きめのザックでないと荷物が入らない。
もっともテント泊なるとかなり
大きな荷物になるのでお気軽な方だ。

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こんな夜に大きな荷物をもっている。
動物的勘がいいのか
愛犬達がお見送りをしてくれる。

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僕からは彼女達は不安そうに見えた。
「はい、無理はしませんからね」

夜行バスで富山県の室堂まで行くのですが、
なんと、この山行き最盛期のバスに乗客は5人。
みんなキャンセルしたのだろうか?
話してみた複数の乗客の方は
台風5号の動きをかなり気にしていた。

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朝7時に室堂に着く。
到着日の昼過ぎまでは快晴に恵まれた。

日に焼けた下山の人には会うけれど
同じ登山方向に行く人は皆無だった。

翌日の台風の進路予想が
徐々にこっちに近づいている。



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ヨツバシオガマ



停滞中

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剣岳に行こうと
だいぶ前から準備してきたこともあり、
6日の夜行バスで朝7時に室堂に着き、
いい天気の中
2時間半歩き小屋に着きそのまま、
剣沢小屋で停滞中です。
台風の速度が遅いのには困っています。
真夏のこの時期、人気の山小屋で
天気がよければ1人1部屋、
なんてあり得ないんですけれどね。
山の雑誌を読んで過ごしてます。



低山ハイキング

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退職者の会で頭高山という標高300m程度の
低山ハイキングがあり参加してきた。
歩いている時間より電車に乗っている時間
の方が長いお気軽なハイキングだった。

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イロハモミジの紅葉が青空に映える
申し分のない天気で
朝方の冷えは何処かへ飛んでいったようだ。

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ところで、
同じモミジを撮った二枚の写真があります。

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上はバックに光があるもの(逆光)
下は手前に光があるもの(順光)
全く同じものとは思えないくらい
鮮やかさが違って見える。

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何処かへいく。
殆ど会っていない人と話す。
歩く。

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つい億劫になってしまうのですが、
そういうことにも慣れてしまうのも
いいのかもしれない。


間ノ岳から大樺沢

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6時半頃になると普通の青空に。
この青空の下にこの稜線にいる。
まぁ、なんとラッキーなことか。



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6時50分頃山頂に着く。







南アルプスの南部方面を望む




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富士山でいえば8〜9合目辺りの高さだろう。
シンプルで象徴的という意味でも日本一の山。



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この日、富士山に初雪があったけれど
初冠雪ではないというニュースあり。




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復路に着いている。
北岳とバックに見えるのが
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳。






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甲斐駒のアップ。
山頂は花崗岩の白が目立つ。
想定できる地平線より山頂が高くみえる。
こういう時今いる場所は甲斐駒山頂より
標高は下とみて間違えはない らしい。




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八本歯のコルから大樺沢、広河原方面
嫌になるほど降らなければならない。
丸太の梯子が20ほどある。
下りは次から次に若い人達が
僕を抜いて行く。「どうぞ」




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北岳のバットレス、
岩登りをしている人がいる。


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落石の危険回避のため迂回ルートになる。
途中は川のような道もある。





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このへんまでくると
自分でも疲れているのがわかる。
ゆっくり、ゆっくり降りる。





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吊り橋を渡り右手に広河原バス停。
12:45発のバス乗って
2時間で甲府駅に着く。
中央線、武蔵野線で我が家へ。
電車は速くて楽。
帰りは電車に限ります。



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トリカブト





早朝の間ノ岳往復

夜明け前、外に出る。
風が強い。
月は朧ながら見えるが星は見えない。
食堂の窓からは濃紺の空がわかる。
あ、やったー、晴れみたいだ。
朝食は速攻、パッキング後即外に出る。
楽しみにしていた間ノ岳までの往復。
感激して写真を撮ったのでご覧下さい。





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富士山と下弦の月





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北岳





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年賀状みたいな光景。
実際、「うわー」です。





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日の出の反対方向には
ブロッケン現象で自分の光輪が見える。
このスケールで見たのは初めて。
これもまた感激です。





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雲海の波に見え隠れする仙丈ヶ岳。





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少し陽があがり稜線を超える雲は
フットサイドライトを浴びている。





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雲は下からだと曇天、
上から見て雲海になると、
山で仕切られる白い大湖のよう。
ぼかしも美しい。

まだ山のこと続けます。



プロフィール

Ken (こに父)

Author:Ken (こに父)
ニコ(Nico) ♀
2007年9月7日生まれ

アグリ(Aguri) ♀
2010年3月24日生まれ

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