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死ぬときぐらい好きにさせてよ

1月5日の3大紙にあった両面広告
オフィーリアはハムレットの恋人で、
川におぼれて死ぬ女性。
樹木希林さんがモデルになっている。

16KEN96007.jpg

右には

「死ぬときぐらい好きにさせてよ」
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を疎むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの欲を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。
せめて美しく輝やく塵になりたい。
それが、私の最後の欲なのです。


とある。
そろそろ新聞を出す日が近づいているので
改めて見てみた。

正確なところは不明ですが、
地球上に10億年前までは寿命
というものはなかった。
それまでの無性生殖では
同じ個体(単細胞)が
親子ではなく双子のように
分裂し増殖するだけで
いわゆる寿命はなかった。
生きている奴は始めから生きている。
死は事故死など環境側からの要因で
寿命からの死はなかった。
という推論が成り立つ。
深いことは分からないのですが、
分裂するだけなら寿命死はなさそう。

人の死には尊厳があるべき。
全くその通りですが、
人の死をあまりに特別視するのは
自然な感じがしない。
特別視するのが自然だろう、
というのもわかる。

「人は死ねば宇宙の塵芥」
その通りだろうと思っている。



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Re: No title

Re:おひさしぶりです!

毎日ブログを楽しく読んでいます。

そうなんですよね、
連続しているにしても過去でもなく、
未来でもなく「今」が大切だと思います。
「生きる」ために進化をしつつ「今」がある。
そんなに長いタイムスパンでなくても
犬をみていると「今こそがすべて」っていう感じがする。
調子がよくても悪くても、できてもできなくても
言い訳せずに、ありのままのリアルな今を生きている。
一生犬命(いっしょうけんめい)です。

死は向こうからやってくるもので
こっちから考えても仕方ないものと
僕は割り切っています。

また、お逢いできることを願っています。
では。


プロフィール

Ken (こに父)

Author:Ken (こに父)
ニコ(Nico) ♀
2007年9月7日生まれ
2020年10月13日虹の橋を渡る

アグリ(Aguri) ♀
2010年3月24日生まれ

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